薬剤師
丸山晴美
2015年入社
薬に詳しいから、人に詳しい薬剤師へ。
以前母親が勤めていたというご縁で見学に行ったのが入社のきっかけです。充実した設備や社長の人柄にも惹かれましたが、私の背中を押してくれたのは母親の「環境にも、人にも恵まれた良い会社だよ」という一言。実際入社してみて、その言葉に嘘はなかったなぁと実感しています。アットホームで、優しくて、柔和。患者さんの健康をお守りする薬剤師という立場をしっかり理解し、誇りを持って仕事をしている同僚がたくさんいます。患者さんとも良好なコミュニケーションが取れていて、数ある薬局の中で「当社の薬局がいい」「やっぱりここの薬局じゃなきゃ!」と仰ってくれる患者さんもいます。文字通り環境にも、人にも恵まれた良い会社です。
現在は調剤や服薬指導が主な業務です。大きな病院の前にある当薬局では、薬の在庫数が2,500種類以上にもなります。一般的な薬から稀な疾患に用いる薬、抗がん剤まで様々な薬に触れることが出来ますので、薬剤師としての知識を現場で学べる環境があります。
薬局薬剤師は、患者さんと接する時間が多いです。そのため、薬はもちろん日常生活における悩みなども聞ける身近な存在になれていると感じます。薬の特徴や副作用について説明することも大事ですが、じっくり話を聞くことが患者さんの感じている不安を取り除き、服薬向上につながっていると思います。
薬剤師になって3年目ですがまだまだ知識が足りないと感じ、日々勉強です。先輩や上司に助けてもらうこともたくさんあり、1日が終わるとヘトヘトです(笑)。そんな毎日を過ごす上で私のバックボーンとなり支えになっているのは、自分の中にある“挑戦したい気持ち”だと思います。
新たな知識を得るためにまずは挑戦してみる。とにかく目の前のことに挑んでみる。最初はなかなかうまくいかずにつらい気持ちになりますが、ふと理解できる瞬間や、出来た!と感じるタイミングに出会うことでやる気もぐんとアップして、学びを楽しめる自分になれます。何かを得たい、吸収したいのであればチャレンジをしてみることが、仕事においてとても重要なんだなと思っています。挑戦することは、後悔をしないことにもつながりますし、患者さんとの向き合い方にも関係してきます。「もっと話に耳を傾けてあげたらよかったかな…」「私から声を掛けてあげたら不安を取り除いてあげられたのかもな…」と後悔するくらいなら、患者さんとの対話をもう一歩踏み込んでみたり、わずかな表情の変化や言葉の抑揚に集中してみることも挑戦のひとつだと思っています。後悔したくないから挑戦をする。その気持を忘れずに仕事に取り組みたいなと思います。
病院薬剤師と比べると、私たちは患者さんと触れ合う時間が多いです。時間が多い分、薬の相談はもちろん、日常生活の悩みも話してもらえるような身近な存在になれると思います。病院に聞く前にまずは薬局に相談してみようと足を運んでいただけることも多くなってきました。当薬局には長年来局してくださる患者さんが多く、「雰囲気がいいし、みなさんが優しいからこの薬局に来るんだよ」とおっしゃっていただくこともあります。「この薬局がいい」と思ってもらえる以上、その期待と信頼に答えられるよう、まずはじっくりと患者さんとの時間を積み重ねていきたいなと思っています。患者さんとの時間を丁寧に扱うことで、幅広い健康サポートも出来ますし、私を昨日よりも少しだけ成長させてくれるのも患者さんとの時間だと思います。
薬局はチームプレーです。より良いチームを作るための環境や効率的なシステムも出来上がっている当薬局で学びの意欲を忘れずに、もっと自信をつけて患者さんと接していければなと思います。